【研究】海外FXでスキャルピング戦略【FXGT.comで実演解説付き】
FXスキャルピングは、短期的な市場の動きを利用して小さな利益を積み重ねる手法です。
国内では小さなレンジでも頻繁に取引が可能ですが、海外ではスプレッドと手数料を合わせて大体1.5pips前後(安くて1pips前後)が基準となります。
取引口座の選択
成功の第一歩は、適切な取引口座を選ぶことです。
- 今回は国内のデモと海外のデモで検証してみました。
- 画像で取引している口座はFXGT.comのECN Zero口座ですが、PRO口座でも似たような感じなのでどちらでも良いかと思います。
取引戦略【仮説と検証】
こちらは国内のデモ口座で秒スキャをした1日の成績です。
前半の方はスプレッドや約定力を調べていました。
この取引戦略手法の考え方としては下記の通り。
1分スキャルピング(国内口座向け)
- 通貨ペア:USDJPY
- チャート:1分足のテクニカルチャートを使用
- スプレッド:0.3前後
- 1日の取引回数:約100回
- エントリー判断:チャートの抵抗線やパターンを予測
- 利確:約1pips(最低0.6pips)
- 決済タイミング:約20秒前後
- 損切り:約30秒前後
自分の取引をまとめるとこんな感じでした。
先ほど確認してもらった成績になります。
つまり、ここで仮説が立てられます。
1分の条件で勝てていたので、それを単純に5分にしただけで勝てる理論は担保されるのではという考えです。
下記は単純に条件を5倍にして考えたものです。検証する価値ありです。
5分スキャルピング(海外口座向け)
- 通貨ペア:USDJPY
- チャート:5分足を使用、1分足でタイミングを判断
- スプレッド:1.5前後(手数料込みで大体)
- 1日の取引回数:約20回
- エントリー判断:チャートの抵抗線やパターンを予測
- 利確:約5pips(最低3pips)
- 決済タイミング:約1分40秒前後
- 損切り:約2分30秒前後
戦略のポイント
- 短期的な反発を狙う:市場の短期的な反発は高確率で発生します。
- 素早い判断:1分の場合にはエントリーから20〜30秒前後に決済または損切りを行います。
- スプレッドの重要性:低スプレッドの通貨ペアを選びましょう。USDJPYが基本。
- パターン認識:チャートのパターンや抵抗線を素早く認識する能力を磨きます。
- リスク管理:1回のトレードでのリスクを最小限に抑えます。自分で損切りするかつ、最大損切りはエントリー根拠のヒゲ先。
上記の内容を臨機応変に活用していく。
また、9時以降は小さなブレイクが発生しやすいのでスキャルピング向きと言えます。
15時以降は大きなブレイクが来るので大きな利益が取れる可能性が高く、21時以降も大きく動く可能性がある時間帯です。
ベストはこの時間帯で取引するか、ラウンドナンバー付近でトレードするか、5分足(国内なら1分足)で確認できるチャートパターンを予測し、ブレイク前のパターンレンジを取り、ブレイクしたら乗っていき、騙しなら損切りし、ドテン。
海外FXでスキャルピングする方法【FXGT.comで実演解説付き】
今回私が知っている中で、USDJPYで1pips前後の海外FXとして、FXGTのMT5のECN口座を活用しています。
こちらは数秒です。
このような形で、秒と数分を繰り返し、刻んでコツコツ取っていきます。
この部分はキリ番やラウンドナンバーと言われる価格帯です。
これは数分かかりました。
ブレイクやオーバーシュートのあとの勢いがなくなったと感じたときの逆張り。
一旦ダブルブレイクと見せかけて、勢いを感じなくなったので、ショートでラウンドナンバーとフィボナッチ反発地点手前で利確。
そのラウンドナンバーで上昇する可能性のあるヒゲを確認し、ロングエントリー。
というように大きなブレイクのあとには小さなチャンスが実は隠れています。
画面を見てもらえれば当然完璧には取れないので、損切りをどんどんして、このような波についていく感じで少しづつプラスに持っていきます。
上昇の勢いがなくなったと感じて斜めの抵抗体付近だったのでエントリーと損切りを何度かし、やっと折り返してきたので保有し、利確。
ラウンドナンバーブレイクで、勢いを感じたため、エントリーし、利確。
エントリーぎりと利確の精度を上げればなんとか立ち回れる。
ラウンドナンバーでヒゲを確認し一瞬の反発を狙ったが、じわじわまってなんとか利確。
ドテンは三角持ち合いのレンジを取ろうとしたが、ブレイクしたので、損切り、ドテン勢いがピークになっしたら利確。
ひたすらこの繰り返しです。
FXGT.comはスキャルピングができます。他社は数秒はだめで、数分ならOKなど、
このように20回を超えると徐々に勝率と利益が低下。
時間帯もそうですが、動かない時間帯や12時過ぎから15次付近は小さすぎて国内でしか対応できない値幅になるので注意しましょう。
今回の場合には手数料が1pipsあるので、スプレットを入れて、1.2pips。
つまり、2.2pipsであれば1pipsの利益が見込めます。
1.2pips以上から利益をカウントするイメージです。
やっと利確できました。
3pipsなので、1.2pips-で、1.8pips獲得となります。
逆に言えば小さなブレイクをしたと感じたときはこの時間帯3時までは逆張りの小さなレンジがきやすい時間帯となります。
そのため、大きくブレイクしたと思ったらすぐに戻されやすい時間帯なのでこれを活かしたトレードもできます。
しかし、国内と同じような取引をすると少しプラスだが、なかなか増えません。
ですが、海外FXスキャルピングをする理由としては、大きなレバレッジやプロップファームなどの取引もできるようになります。
- つまり、この検証結果からすると、国内ならプラスだが、海外だと、トントン
- トントンをプラスに持っていくためには、短いレンジでは入らない勇気が必要
- 伸びやすい相場を狙うことで自然と損小利大の期待値が高いトレードになる
- 結果プラスに転じるが、エントリーした意欲をどのようにして抑えるか
- 勝てるのであればプロップファームや高レバレッジでのトレードもできるようになる
という感じですかね。
そして、最後ですが、利益になりそうな値幅を狙っていくことになるので狙う場所はラウンドナンバータッチ後の短期的な反発を狙うのではなく、その後のダブルやトリプル担ったらエントリーを考える戦略がベストかなと考えました。
これにより、海外のスプレッドの恩恵とスキャルピングの効率的な立ち回りの資金効率の良さの恩恵を受けることができます。
勿論通貨ペアはUSDJPYがおすすめですが、ボラティリティ+スプレッド+手数料がUSDJPYの比率と近い通貨ペアを選ぶのもOKです。
結論
- 損小利大の1対1.5以上のリターンを狙い取引での51%の勝率スタイル(海外向け:おすすめ)
- 損大利小の高勝利型で1対0.5以上で80%前後の高勝率スタイル(国内向け戦略:激むず)
に分けられると思いますが、後半の方はかなり難しいので損小利大のスタイルがおすすめ。
後半のは海外でやってトントンでした。
そのため、海外では高勝率ではなく、低勝率で、リスクリワードを極めたほうが理にかなっていると今回の研究結果から結論を出しました。
海外FXでスキャルピングする方法のまとめ
- 通貨ペア:USDJPY(総合評価で、優位性に近いXAUUSDの例)
- チャート:15分、5分足を使用、1分足でタイミングを判断
- スプレッド:1.5前後(ボラ、スプレッド、手数料の比率で問題ない場合は例外あり)
- 1日の取引回数:約20回(更に厳選する)
- エントリー判断:パターンを予測に限定(ダブルやトリプルや3回目など)
- 利確:pipsではなく、1分足での根拠で損切りと、5分足または15分足までの利確
- 決済タイミング:状況による
- 損切り:状況による
- 3大市場時間のみエントリー(実はこれがかなり重要)
上記の研究から改善したトレードはこちら。
XAUUSDでの例
これが、現実的かと思います。
海外FXではこのように作戦をねっていくとよいかと思います。
今回は1個人の例であり、経験に応じてどんどん変化するものです。
自分が納得行く戦略を立ててスキャルピングしましょう。
今回活用した口座はECNでしたが、PROも似た感じなので、この2つがおすすめです。