【禁断のFX手法】ルールを破った絶望から再起する、最後の手段。ロットを上げるのは悪魔か、神か?
ルールを守れない自分に嫌気がさし、積み上げた利益を一度のミスで失い、絶望の淵に立たされる。
FXトレーダーなら、誰もが一度は経験するであろう、この苦しい「あるある」。ルールを守ることこそが成功への道だと頭ではわかっているのに、心がついていかない。
この記事は、そんなトレーダーの誰もが避けては通れない「ルール破り」という過ちと、そこから「いかにして立ち直るか」という、極めて実践的なテーマについて、一つの「新たな解決策」を提示するものです。
最初に、そして最も強く警告しておきます。
これから話す内容は、99%のトレーダーにとっては破滅を招く「悪魔の囁き」です。しかし、残りの1%の、自己を完全に客観視し、規律を保てるトレーダーにとっては、絶望的な状況を覆す「神の一手」となり得る、禁断の戦術でもあります。
これは安易に真似するためのマニュアルではありません。一人のトレーダーが犯したミスと、そこから生還した思考の軌跡を辿る、一つのケーススタディです。
第1章:最初の過ち – 「期待値なき戦場」での無謀なエントリー
全ての過ちは、戦うべきでない場所で剣を抜いたことから始まりました。
トレーダーが最初に注目したのは、1分足チャートに現れた極めて値幅の狭い「小さなレンジ相場」でした。テキストが語るように、このような戦場は取引コスト(スプレッド)を考慮すると「期待値が極めて低い」場所です。
戦うのであれば、国内業者のような超低スプレッド環境が必須。しかし、それが難しい場合、このレンジは「触れてはいけない」のがセオリーです。
しかし、彼はここでエントリーしてしまいます。
15分足でレンジ気味と判断し、5分足のヒゲ抵抗、1分足の小さな圧力を根拠に、買いでエントリー。これは、ブレイクする可能性のある時間帯に、レンジ戦略で挑むという、タイミング的にも戦略的にも矛盾を抱えた、最初の分析ミスでした。
第2章:深まる泥沼 – 間違いを認められず、損切りをずらす
エントリー後、相場は思惑とは逆の方向に進み始めます。
ここで彼は、途中で自身の分析とエントリータイミングが間違っていたことに気づきます。「長期的な上昇ラインでの反発後を狙うべきだった」「ブレイクしやすい時間にレンジ取引をしてしまった」と。
通常であれば、ここでミスを認め、即座に損切りすべきです。しかし、多くのトレーダーがそうであるように、彼もまた「間違いを認めたくない」という心理に囚われ、損切りラインをより不利な方向へ修正してしまいます。
「この抵抗帯があるから、まだ大丈夫なはずだ」
「視点を切り替えれば、この損切り位置でも納得がいく」
これは、ポジションに都合の良い理由を探し、損失を先延ばしにする典型的な負けパターンです。彼の戦略は高勝率の「アサシン」から、低勝率だが大きなリターンを狙う「スナイパー」へと苦し紛れに変更され、状況はさらに悪化していきます。
第3章:神の一手か、悪魔の囁きか – 「ドテン・ロットアップ」の決断
損切りラインをずらし、含み損に耐えるという泥沼の戦いの中、ついに決定的な瞬間が訪れます。
1時間足レベルで見ていた、極めて重要なサポートライン(緑の帯)。ここを明確に下抜けたのです。これは、買いポジションを持ち続ける根拠が、完全に崩壊した瞬間でした。
ここで彼が下した決断こそが、この記事の核心です。
- 全ての買いポジションを損切りする。
- 即座に売りポジションに乗り換える(ドテン)。
- ロットを1.5倍に引き上げる。
正気の沙汰ではありません。負けた直後にロットを上げるのは、教科書が最も強く禁じる「やってはいけないこと」の筆頭です。
しかし、彼の思考は単なるヤケクソのギャンブルではありませんでした。
彼はこう考えたのです。
「最初の買いエントリーは、小さな根拠に基づいた、期待値の低い間違いだった。しかし、今起きているのは、1時間足レベルの重要な節目をブレイクするという、期待値が極めて高い現象だ。私の間違いが証明された今、相場が示す『本当の方向』は明らかに『下』だ。ならば、間違ったポジションへの固執を捨て、この『高確率な真実』に、より大きな確信を持って賭けるべきだ」と。
結論:これは、例外中の例外。再現性のない劇薬
結果的に、彼のこの決断は功を奏し、下落の波に乗ることで最初の損失を埋め合わせ、利益を出すことに成功しました。
しかし、私たちはこの事例から何を学ぶべきでしょうか?
「負けたらロットを上げて取り返せばいい」ということでは、断じてありません。
この禁断の戦術が許されるのは、以下の全ての条件が揃った、極めて稀な状況下のみです。
- 最初の分析が「完全に間違っていた」と、感情を排して100%認められること。
- 損切りした後、以前の分析とは真逆の方向に「圧倒的に優位性の高い、明確なセットアップ(上位足のブレイクなど)」が出現していること。
- ロットを上げる根拠が「損失を取り返したい」という感情ではなく、「目の前のチャンスの期待値が、以前のトレードより遥かに高い」という冷静な分析に基づいていること。
間違った状態でロットを上げるのは、ただの自殺行為です。しかし、「相場が示した、より確かな真実」に乗り換える際に、その確信度の高さに応じてリスクを再配分するというのは、一部のトップトレーダーが使う高度な戦略の一つです。
今回の教訓は、テクニックそのものではありません。
それは、「過ちを認める潔さ」「状況を即座に再分析する客観性」、そして「自らが信じる最高のチャンスにのみ、リスクを取る勇気」です。
これは、あなたが決して安易に真似してはならない物語。しかし、ルールを破り絶望したその先に、このような「再起の道」も存在しうるということだけを、頭の片隅に置いておいてください。
『期待値あり』と『期待値なし』の見極め方【ルールを破ったときの立ち直し方法】
ルールを決めているけど破ってしまう。ルールを守ればある程度うまくいく可能性は高いとわかっているけど守れない…。多くの人がこのFXあるあるに苦しめられて、自身を失い。もうやめてしまおうかと思うくらいの心のダメージを受ける。実は、私も同じです。今回は誰だって起こるキルトというミスについて避けては通れないので話したいと思います。
途中で気づき修正できるのであればこの方法は1つの解決策になると思います。
待っても過去の損失分を取り返せないという人はおそらく大ダメージを食らってしまうことで再起不能になるや、もういいやと適当にエントリーしてしまう。それを回避するには最初からルールを破らないのが大前提。しかし、破ってしまったそこで気づいたときには手遅れということがよくあります。
小さい損失で終えられる場合には全然いいのですが、大きなダメージを追ったときの対処法はよく、コツコツ積み上げているのが王道。しかし、それができず不向きな人も降り、実はそうでない人も一定数成功しています。
そんな新たな解決策を提示する内容です。

このような小さなレンジで取引するためには国内の低スプレッドを選ぶのがベスト。
しかし、100万円以上ないと口座開設ができませんので、意外とスタートラインに建てない人も多く私もそうでした。
なので、このようなレンジは期待値が小さいので触らないほうがいいですが、もし取引するなら国内の低スプレッドですが、それが難しい人は海外の低スプレッドが考えられます。
私はエクスネスが良いと感じています。こちらであればある程度このレンジ帯でも戦えます。
この画像はAXIORYのものです。
こちらは安全性と信頼性を重視して使っており、約定の速さと安全な資産を運用するを重視しています。
エクスネスの方は小さな値動きも取引したいときや、レバレッジが無制限なので、ハイレバで資金を増やす目的で取引することがあります。
それ以外なら触れない法が良いでしょう。
このレンジ帯はかなり小さいので期待値はなく、トレードするならこのレンジをブレイクして押し目をつけたときが絶好のエントリーポイントとなります。




















こんな時にラウンドナンバーが聞いてきましたね。おそらく最終抵抗ラインとしてここ超えないようにロング勢はここで損切りを設置しているので一回触れたら急激に下がってくる可能性が高い場所です。



