「利益を伸ばす」を狙いつつ10pips前後をコツコツ取る方法【3つの事例で紹介】

「利益を伸ばす」を狙いつつ10pips前後をコツコツ取る方法【3つの事例で紹介】

2024年7月31日

FX取引における「利益を伸ばす」戦略と10pips前後の安定獲得法

第1の事例:利益を伸ばす狙いから小幅利確へ

今回はこちらのトレード動画の解説です。

結論から言うと、伸びを期待したが、伸びずに損切りラインを上げたのでプラスで切れたといった感じです。

つまり、大きな利幅を狙うつもりだったがマイナスにはならずに小さく利確した方法です。

画像を交えて解説します。

このときは、反発して情報をを期待。

直近高値を超えたら緑のラインまで行くのではと考えていました。

22pipsでしたが、更に3倍以上の利益が見込めたと判断し利益が出た状態で、直近の安値に損切りラインを起き放置。

結果的には少し上がってから再び下がって自動利確。

その後チャートを見ていましたが、エントリーできそうになかったので、他の通貨ペアを確認。

簡単にまとめます。

最初の事例では、大きな利幅を狙いつつも、市場の動きに応じて柔軟に対応し、小さな利益を確保した例を見ていきます。

トレードの概要:

  • 当初の狙い:反発による大きな利益
  • 実際の結果:小幅な利益確保

トレードの流れ:

  1. 直近高値を超えた後、さらなる上昇を期待
  2. 22pips程度の利益が出た時点で、直近安値に損切りラインを設定
  3. 市場が少し上昇した後、再び下落
  4. 自動的に利確

このトレードでは、当初大きな利益を狙っていましたが、市場の動きが期待通りにならなかった際に、柔軟に対応しました。損切りラインを適切に設定することで、最悪の場合でもプラスで取引を終えられるようにしたことがポイントです。

利益を伸ばす狙いを持ちつつも、リスク管理を怠らないこの手法は、長期的に見て安定した利益を積み重ねていく上で非常に効果的です。

第2の事例:センターラインを活用した分析と利益確保

EURAUD

こちらの簡単な解説をしていきます。

まず、分析した画像を一度消去して、自分の中で一番正しい分析を再構築しました。

この方法はセンターラインを意識しており、やっていることはセンターラインを中心に他の抵抗体をどんどん見つけていくという作業です。

これができればある程度ラインを引かなくても機能し続けるので意外と楽です。

方法についてはこちらの記事で解説しています。
【極める研究】MT4でのチャネルライン・センターラインの研究

また、違いチャートでのトレードでこちらは12pips獲得しました。

どちらも利食い狙いで途中損切りにかかり、利益を獲得したイメージです。

簡単にまとめます。

2つ目の事例では、EURAUDのトレードを通じて、センターラインを活用した分析方法と、その結果としての利益確保について解説します。

トレードの概要:

  • 使用した分析手法:センターラインを中心とした抵抗線の発見
  • 結果:12pips獲得

分析の流れ:

  1. チャート上の既存の分析ラインを一度消去
  2. センターラインを基準に新たな分析を再構築
  3. センターラインを中心に他の抵抗線を見つけていく

この手法の利点は、一度習得してしまえば、多くのラインを引かなくても効果的な分析が可能になることです。チャートがクリーンになり、より直感的な判断が可能になります。

トレードの実行:

  1. センターラインと抵抗線の関係から、エントリーポイントを決定
  2. 利食い狙いでポジションを保持
  3. 市場の動きに応じて損切りラインを調整
  4. 結果として12pipsの利益を確保

このトレードでも、大きな利益を狙いつつも、市場の動きに応じて適切にリスク管理を行いました。センターラインを活用した分析により、より精度の高いエントリーと出口戦略が可能になったと言えます。

第3の事例:リスク管理の重要性と撤退の判断

そして、こちらは撤退した事例です。

普通にリスクリワードが良くなかったのですが、勢いが出ると感じエントリー。

その後様相がおかしかったので、トレーディングストップで自動的に決済。

建値や0ライン決済という感じで微利益です。

簡単にまとめます。

3つ目の事例では、リスクリワード比が良くない状況でのエントリーと、その後の適切な撤退判断について解説します。

トレードの概要:

  • 初期状況:リスクリワード比が良くない
  • 結果:トレーディングストップによる微利益での撤退

トレードの流れ:

  1. 市場の勢いを感じてエントリー
  2. その後、市場の様相が変化
  3. トレーディングストップ(自動決済)の設定
  4. 建値または0ライン付近で自動的に決済

このケースは、必ずしも理想的なエントリーではありませんでしたが、適切なリスク管理によって損失を回避し、わずかながらも利益を確保できた例です。

重要なポイント:

  • 市場の勢いだけでなく、リスクリワード比も考慮すべき
  • 市場の状況変化に敏感に反応することの重要性
  • トレーディングストップなどの自動決済機能の有効活用

この事例は、FX取引におけるリスク管理の重要性を如実に示しています。たとえ当初の分析が外れたとしても、適切な出口戦略を持っていることで、大きな損失を避け、場合によっては小さな利益を確保することができます。

まとめ:安定的な利益確保のためのポイント

これら3つの事例から、FX取引で安定的に10pips前後の利益を確保しつつ、大きな利益の可能性も追求する方法について、以下のポイントが浮かび上がります。

  1. 柔軟な思考と対応 大きな利益を狙いつつも、市場の動きに応じて戦略を柔軟に変更する準備をしておくことが重要です。
  2. 適切なリスク管理 損切りラインの設定や、トレーディングストップの活用など、常にリスクを意識したトレードを心がけましょう。
  3. 分析手法の確立 センターラインを活用した分析など、自分に合った効果的な分析手法を見つけ、磨いていくことが重要です。
  4. 市場感覚の養成 市場の勢いや様相の変化を感じ取る能力を養うことで、より適切なエントリーと出口戦略が可能になります。
  5. 継続的な学習と改善 各トレードの振り返りを行い、成功や失敗の要因を分析することで、長期的なスキル向上につながります。
  6. 感情のコントロール 大きな利益を逃した悔しさや、小さな利益での撤退への不満などの感情に左右されず、冷静な判断を心がけましょう。
  7. 複数の通貨ペアの観察 一つの通貨ペアにこだわらず、常に複数の通貨ペアを観察することで、より多くの機会を見逃さないようにしましょう。

これらのポイントを意識しながらトレードを重ねていくことで、安定的な利益確保と、時には大きな利益を得る可能性の両立が可能になります。FX取引は常に変化する市場との対話です。謙虚に、そして貪欲に市場と向き合い続けることが、長期的な成功への近道となるでしょう。

最後に、FX取引にはリスクが伴うことを忘れないでください。ここで紹介した方法は一例に過ぎず、必ずしもすべての人に適しているわけではありません。自己の資金管理能力と相談しながら、自分に合った取引スタイルを見つけていくことが重要です。継続的な学習と実践を通じて、着実にスキルを磨いていくことをお勧めします。

(注:本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の投資行動を推奨するものではありません。FX取引は高リスクを伴う金融商品です。取引を行う際は、自己責任の原則に基づき、十分な知識と経験、資金力を持って慎重に判断してください。)

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