DMA
- 短期線 期間:3、表示移動3
- 中期線 期間:7、表示移動5
- 長期線 期間:25、表示移動5
MACD
- 短期EMA:8
- 長期EMA:17
- シグナル:9
ストキャスティクス
- %K期間:8
- スローイング:3
- %D期間:3
上記のように色々活用するのがディナポリ氏の設定。
今回は移動平均線をずらした3×3のみを活用していきます。
今回活用したインジケーターはこちら
ディナポリ:シングルペネトレーション
この画像にはディナポリ:シングルペネトレーションの成功と失敗が含まれています。
まずは成功したディナポリ:シングルペネトレーションを解説します。
下記の画像のようにDMAを8本以上スラストが続いたものを見つけます。
その後、DMAを下に割ったあと、38.2%でエントリー。
損切りは61.8%。
そして、少し間を開けるようでうが、スプレッド分以上開開けるか、抵抗が近くにあればその抵抗を参考にするか、直近最安値にするか時と場合によって調整します。
利確は、割り込む前の高値とエントリーしたあとの安値を確認してフィボナッチを引きます。
そのとき61.8%が利確ライン。今回は約9pips獲得。
次は失敗例です。
エントリーと損切りを決めます。
高値と安値にフィボナッチを引き利確ポイントを割り出します。
利確は約6pips
損切りは15pips。
5分足で確認すると、負けています。
負けの対策として、38.2%に触れた後にエントリーするのではなく、抜けて戻ってきた足でエントリーするとある程度負けを防ぐことができます。
その後、利確目標に到達しているのでおすすめ。
そして、2つ目として強い抵抗が上にあり、ちょうど折り返し地点だったからです。
この2つを組み合わせればかなり勝率は高まります。
また、今回は確認できませんでしたが、次に紹介するダブルレポがシングルペネトレーションの失敗のあとに出る場合があります。
そうなれば、根拠の1つとして逆にエントリーできます。
ディナポリ:ダブルレポ
ルールはシングルペネトレーションと同じでスラストを見つけて割り込んだあと、また戻り、再び2回めを割り込んだときにダブルレポが完成します。
その後、その方向にエントリー当イメージで、簡単に言うとダブルトップやダブルボトムの形です。
この枠内でエントリーは割り込んだあとの足確定か、割り込んだあとの裁量でエントリー。
確かなルールは書籍を御覧ください。
次に、損切りは、前回の高値または安値からダブルトップ・ボトムのネックラインに引きます。
61.8%が損切りラインです。
その後、エクスパンションを山に引くと3つの利確ラインとなります。
して、実はここにもシングルペネトレーションが隠れています。
エントリーラインと損切りラインを見つけます。
利確ラインを割り出します。
ちょうど、10pipsの利確したあと上昇しており、その後にすぐにダブルレポが登場。
重要な抵抗ラインまでだとしても、25pips取れているので、合算すると35pips前後はこの波で取れることになります。
つぎに、失敗の例です。
こんな感じで本来であれば、下がるというイメージのチャートです。
シングルペネトレーションからダブルレポに入る途中にそのまま上昇してしまった失敗例。
このようにハーモニックパターンが見つかりました。
つまり、この付近まで上昇する可能性が高いということです。
なので、待つか、シングルペネトレーションの利食いとして活用するという方法が考えられます。
見やすくしました。
また、上位足を確認すsると、上位足で下のシングルペネトレーションの可能性があった事がわかります。
つまり、上位は下落が強いが、一旦上昇の勢いが強まっており、32.8%までは上がってくると考えることができるので、小さな足では下にエントリーするのはこの付近に近づいていこうにしようと冷静に判断ができます。
このように、大きな時間足やフィボナッチの強い根拠を利用することで見えなかった根拠が見えてきます。
ハーモニックパターンもフィボナッチの根拠重ねによりできた分析方法です。
そう考えると後で紹介するコンフルエンスやアグリーメントにも近い分析方法と言えます。
ディナポリ:ダブルレポフェイラー
先程のチャートで紹介します。
ダブルレポフェイラーはダブル失敗・不成功・しくじりという意味で、つまり、シナリオが崩壊したときに切り替わります。
ダブルレポが否定されたらフェイラーになります。
つまり、この否定ポイントから上にエントリーするということです。
このダブルレポフェイラーのエントリーや利確損切りの根拠は詳しくネットで解説している人がいなかったので、知りたい方は本書を手に取ってもらえればと思います。
とはいえ、このように上位足のシングルペネトレーションやハーモニックパターンの根拠を組み合わせることである程度の利確ポイントを確認できます。
さらに、エリオット波動やフィボナッチエクスパンションを多様することで、更にある程度の伸び率よ予測できるので、興味がある人は色々勉強してみてください。
ディナポリ:コンフルエンス
コンフルエンスとは、短いフィボナッチ・リトレースメントの抵抗と長いフィボナッチ・リトレースメントの抵抗が重なり合う部分のことを強い抵抗体として考える分析方法です。
ディナポリ:アグリーメント
コンフルエンスとは、フィボナッチ・リトレースメントの抵抗とフィボナッチ・エクスパンションの抵抗が重なり合う部分のことを強い抵抗体として考える分析方法です。
少し独自性の高い記事を書きましたが、個人で活用しているハーモニックパターンとディナポリ自分が活用できそうな部分を組み合わせて一次情報にしてみました。
このような方法を実際に分析している人は数少ないのではいかと思い投稿。
- 自分の損小利大取引(低確率)ハーモニックパターン(ダブルレポとダブルレポフェイラーとの相性が良い)
- ディナポリの損大利小(高確率)シングルペネトレーション
- トレンドがないときのレンジ相場は2つを応用する(低確率)
僕の個人的に分析も含めながらのディナポリ記事解説でした。
ディナポリの元情報はこちら
上記は本物のディナポリの書籍ですが、下記にもウィザードブックシリーズとして同じような本がありました。
DVDもあるみたいです。
※今回はネットで集めた情報と自分の経験則からお話しています。
フィボナッチ(R/E)まとめ
- 『R解説』『E解説』『E利確』『E設定』
- 『インジ』『フィボE』『ハーモ数値』
- 『iFibonacci』『tradingView』『他』
- 『おすすめ分析方法解説記事』『上級者編メモ』
- 『ディナポリ』