FXフィボナッチリトレースメントの引き方・使える数値「中・上級編」

FXフィボナッチリトレースメントの引き方・使える数値「中・上級編」

2021年8月31日

FXでよく使われるフィボナッチリトレースメントの使い方は知っているのだけれど、もっと深く理解して効率化したのですが・・・。

さらに、深い分析がしたいなぁ~。

「引き方」や「使える数値」などがあれば教えて下さい!

その疑問に答えます。

初心者は2つの数値でOKです。

しかし、僕個人的に値動きベースであるていど分析できるようになった人限定で、次にステップに移るとよいかと。

そのときに使う数値は5つです。

今回はその数値の引き方と数値の使い方について解説していきます。

フィボナッチ(R/E)まとめ

FXフィボナッチリトレースメントの引き方・使える数値「中・上級編」

はじめに

僕は個人的に勝手に上級者向けと思っています。

基本的には初心者にも使える簡単な内容ではありますが、ここで落とし穴があります。

それは、フィボナッチリトレースメントの絶対的数値だと勘違いすることです。

実際にかなり使えるので、多用してしまいがちなのがフィボナッチリトレースメント数値なのですが、その分他の分析が後回しになって負けてしまうなんてことが初心者には多くなります。

なので、しつこいようですが、初心者よりも値動きをしっかり分析できるようになった経験者や上級者におすすめしています。

個人的に初心者におすすめしているのが下記の数値です。

  1. 61.8%
  2. 38.2%

上記のとおりです。

初心者は基本的にこの2つの数値だけ気にしていればOKです。

次に経験者と中級者向けの数値を紹介します。

理由としては3つ。

  1. 0.0%(設定レベル:0)
  2. 23.6%(設定レベル:0.236)
  3. 38.2%(設定レベル:0.382)
  4. 50.0%(設定レベル:0.5)
  5. 100.0%(設定レベル:1)
  6. 161.8%(設定レベル:1.618)

上記のとおりです。

設定方法は基本的に設定レベル通りに入力すればOKですが、MT4だと基礎設定のディホルトですべての数値と追加数値が表示されているかと。

消さなくてもいいのですが、僕はわかりやすいようにそれらの数値を削除しています。

では、実際にこの数値をどのように確認すればいいのか見ていきます。

  • 0.0%(損切り)
  • 23.6%(有効確認)
  • 38.2%(有効確認)
  • 50.0%(エントリー)
  • 100.0%(途中抵抗)
  • 161.8%(利益確定)

上記のとおりです。

このように、僕は確認しています。

この数値の味方や流れについては下記のパートでお話していきますね。

FXフィボナッチリトレースメントの引き方・使える数値「分析の仕方と流れ」

FXフィボナッチリトレースメントの引き方

実際に弾くと上記の画像のようになります。

ラインにエントリーなどの記載をしたので画面をアップにして確認できます。

FXフィボナッチリトレースメントを引く場所としては赤い枠で囲んば部分です。

エリオット波動5波終了後の上昇に切り替わる部分(この場合には高値を更新した)を確認したあとに下落してきて、エリオット波動1波または、修正波、または、レンジ相場に切り替わる場面です。

実は上位足で強い抵抗が下にあったのでここではレンジになっても結局上昇するという判断で分析できます。

もしバツマークまで来たら損切りになります。

いかがでしょうか?

こんな感じで、ダウン理論の切り替わりの初動を狙います。

ダウ理論的に完全には切り替わっていないポイントです。

なおで、少し相場の流れが理解できる人でないと難しいと思ったので初心者ではなく、経験者以上というわけです。

ここを勘違いして最強の根拠だと思い多用すると自滅します。

お気をつけください。

何度も言いますが、値動きを理解した人限定で使える根拠です。

FXフィボナッチリトレースメント 使える数値

FXフィボナッチリトレースメント数値「0.0%(損切り)」

0.0%(損切り)の数値では、このラインを抜けたら損切りを設定します。

0.0%の数値にピッタリの数値を損切り数値として入力するのもありかもですが、僕っ個人的にはそれよりも少し余裕をもたせて設定するほうが良いと考えています。

理由は、隠れたって手数料分上乗せされて早めに損切られると思っており(証券会社によります)チャートの表示では少し変わってきます。

これが理由なのですが、もう人すの理由として跳ね返る直前で損切られる可能背がかなり高いからです。

この2つの理由から、損切りラインは少し「0.0%」よりもエントリーした方向とは逆の方向に余裕を持って損切りラインを置くのがベスト。

FXフィボナッチリトレースメント数値「23.6%・38.2%(有効確認)」

この有効確認する「23.6%・38.2%」は今使っているフィボナッチリトレースメント数値が有効か有効じゃないかをある程度前もって確認できます。

その理由としては、「23.6%・38.2%」付近で抵抗していないとなるとそもそも、そこには抵抗体の壁が損ぞしないというわけです。

つまり、フィボナッチの活用する意味がなくなってしまいます。

ならなら、「23.6%・38.2%」のフィボナッチリトレースメント数値やその他の数値は抵抗していることを意味します。

つまり、有効と判断されなければその他の数値も無効になるという感じです。

なので、この2つのラインで抵抗があるようであればフィボナッチリトレースメントの数値を活用することができます。

この「23.6%・38.2%」で抵抗を感じられない動きであれば、そこには壁がなく、反発する可能性も低いので次のエントリーや利確確定ラインまで届かない可能性があります。

FXフィボナッチリトレースメント数値「50.0%(エントリー)」

実は、このことは多くの人が触れていないように感じたのでここで説明します。

このFXフィボナッチリトレースメント数値「50.0%(エントリー)」はエリオット波動の5波を取りに行く方法です。

つまり、「23.6%・38.2%」は1波と2波が形成されているな中で抵抗しているか確認しているわけです。

つまり、その後に3波4波と続くのは必然的なのでフィボナッチリトレースメント数値は効きやすいとなります。

FXフィボナッチリトレースメント数値「100.0%(途中抵抗)」

ここは利益を伸ばしていく途中で抵抗ラインとして機能しやすいです。

また、このラインを抜けたら、抜けたラインの後ろに損切りラインを移動させることで、利食いを狙いつつ、利益を確保できます。

この方法なら、かなり気分は楽に取り組めるかと思います。

FXフィボナッチリトレースメント数値「161.8%(利益確定)」

利食いして、このライン「161.8%」まで来たら、利益確定ですね。

しかし、もしエントリーした波が、かなり大きな上位足で後押しされていいれば、ここも、利食い狙いで抜けたラインの後ろの方に損切りを起き利食い&利益確保を行っていきます。

この方法がかなりベストの方法かと。