ハーモニックパターンの時間足は4時間足上がおすすめ【それ以外の対策も】
長期的な値動きを確認できる4時間足上がベスト。
ですが、スイングトレードでは問題ないですが、デイトレやスキャルといった短い足の時間でトレードする場合があります。
そういった場合は高い確率とは言えませんが、時間なしを落とすことで対応できます。
その場合のメリットとデメリットを解説します。
ハーモニックパターンの時間足について、4時間足以上と4時間足以下の表を作ってメリットとデメリットを紹介します。ハーモニックパターンとは、価格の波動が特定の比率で描く幾何学的な形を利用したトレード手法です。時間足とは、チャート上の一本のローソク足が表す時間のことです。4時間足以上の時間足では、日足や週足などがあります。4時間足以下の時間足では、1時間足や5分足などがあります。それぞれのメリットとデメリットを以下の表にまとめました。
時間足 | メリット | デメリット |
---|---|---|
4時間足以上 | ・長期的なトレンドを捉えやすい ・ノイズに惑わされにくい ・取引回数が少なくて済む | ・エントリーポイントやストップロスの設定が難しい ・利益確定のタイミングが遅れる可能性がある ・資金管理が重要になる |
4時間足以下 | ・短期的なトレンドを利用できる ・エントリーポイントやストップロスの設定が容易 ・利益確定のタイミングが早い | ・ノイズに振り回されやすい ・取引回数が多くなり手数料がかかる ・精神的な負担が大きい |
この表からわかるように、ハーモニックパターンの時間足には一長一短があります。自分のトレードスタイルや目標に合わせて、適切な時間足を選択することが重要です。また、複数の時間足を併用することで、より効果的なトレードを行うこともできます。例えば、日足でトレンドを分析し、1時間足でエントリーとストップロスを決めるという方法です。ハーモニックパターンは、どの時間足でも有効に使える強力なツールです。ぜひ自分に合った時間足で、ハーモニックパターンを活用してみてください。
では、実際にどのよに活用していけばいいのか具体的に僕の場合の例を紹介します。
ハーモニックパターンの時間足は1時間足上が環境認識で15分でタイミングを図り5分エントリー
タイトルで、結論を言いました。
- 1日、4時間足と1時間足で環境認識
- 30分15分足でエントリータイミング
- 5分足1分足でエントリー
細かくするとこのようになります。
1日で、上昇トレンド確認。
4時間足で上昇気味レンジを確認。
1時間足で、上昇トレンドを確認。チャネルライン、ハーモニックパターン確認。
30分足で、上昇気味レンジ確認。ハーモニックパターン確認。
15分足で、ハーモニックパターン確認。
上記の分析が終わったあとに下記の分析。
トレンドラインとレジサポラインを引く。
トレンドラインと、レジサポラインを抜けたことを確認。
その時、1分足や5分足で三角持ち合いを確認し、抜けたポイントでエントリー。
これで約、130pips前後獲得できます。
これが、僕のトレードプラインです。
また、この取引はDからのエントリーですが、Cからのエントリーもあります。
詳しくは他の記事でも解説しているのでご確認ください。今回はどの時間足がいいのかについての記事なので深掘りしません。
分析をまとめると。
- 1日で、上昇トレンド確認。
- 4時間足で上昇気味レンジを確認。
- 1時間足で、上昇トレンドを確認。 チャネルライン、ハーモニックパターン確認。
- 30分足で、上昇気味レンジ確認。 ハーモニックパターン確認。
- 15分足で、ハーモニックパターン確認。
- 上記の分析が終わったあとに下記の分析。
- トレンドラインとレジサポラインを引く。
- トレンドラインと、レジサポラインを抜けたことを確認。
- その時、1分足や5分足で三角持ち合いを確認し、抜けたポイントでエントリー。
- これで約、130pips前後獲得できます。
となり、更に要点だけまとめると。
- 上昇トレンド+チャネルラインの折返しで、上昇の衝動+ハーモニックパターンD+トレンドラインブレイク+ネックライン+レジスタンスラインブレイク+三角持ち合いブレイク
という条件で
- エントリー
となります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
ハーモニックパターンの時間足まとめ
ハーモニックパターンとは、価格の動きが特定の比率や角度で反転することで形成されるパターンのことです。ハーモニックパターンは、トレンドの転換点や継続点を予測するのに役立つテクニカル分析の手法です。
ハーモニックパターンには、さまざまな種類がありますが、代表的なものには、AB=CDパターン、バタフライパターン、ガートレーパターンなどがあります。これらのパターンは、XABCDという5つのポイントで構成されており、それぞれのポイント間の距離や角度が一定の比率を満たす必要があります。例えば、AB=CDパターンでは、ABとCDの距離が等しく、BCとADの角度が等しいことが条件です。
ハーモニックパターンをトレードする際には、時間足の選択が重要です。時間足とは、チャート上で1本のローソク足が表す時間の単位のことです。例えば、日足では1本のローソク足が1日分の価格変動を示し、1時間足では1本のローソク足が1時間分の価格変動を示します。時間足によって、チャート上に現れるハーモニックパターンの形や数も変わります。
一般的に言えば、長い時間足ほど信頼性の高いハーモニックパターンが形成されやすくなります。長い時間足では、短期的なノイズや乱高下がフィルタリングされるため、よりクリアなトレンドやパターンが見えてきます。また、長い時間足で形成されたハーモニックパターンは、より大きな価格変動を引き起こす可能性が高くなります。逆に、短い時間足では、信頼性の低いハーモニックパターンが多く発生しやすくなります。短い時間足では、細かな価格変動が多く発生するため、偶然にもハーモニックパターンに似た形ができることがあります。また、短い時間足で形成されたハーモニックパターンは、小さな価格変動にとどまる可能性が高くなります。
したがって、ハーモニックパターンをトレードする際には、長い時間足をメインにして分析することをおすすめします。長い時間足でハーモニックパターンを見つけたら、そのポイントでエントリーやエグジットを検討します。短い時間足は、長い時間足で見つけたハーモニックパターンを補完するために使うことができます。短い時間足で細かなエントリーやエグジットのタイミングを調整することも可能です。
ハーモニックパターンは、時間足によって信頼性や効果が変わることを覚えておきましょう。長い時間足でハーモニックパターンを見つけることが、成功のカギとなります。
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